4重苦

地震津波原発、風説の4重苦
1.震災詐欺犯罪には、義捐金詐欺、補修詐欺、放射能薬詐欺がある。家を点検にきたといって法外なカネを請求するのを補修詐欺と言う。また、この薬を飲めば放射線物質を排除できるという薬詐欺である。マナーについて海外の評価が高いと言うが、どさくさに紛れて悪事をする人は絶えない。

2.震源地は福島県浜通りとよく聞く。福島県は横長の県で縦に3等分するように阿武隈山地奥羽山脈がある。 会津奥羽山脈)、中通り阿武隈山地浜通り(太平洋 )と呼ばれているので、浜通り原発を含む海岸沿いの地方を言う。

3.米国大使館のHPに出ている日本在住のアメリカ人への注意事項は、詳細を極めている。これほど細かい事を日本政府は出していない。さすがに原水爆実験1000回超をしてきた核先進国だけにノウハウの蓄積がある。http://bit.ly/eO3pnB

4.「バカにバカを足してもバカ」と亀さんは喝破したが、何だかそれに類した話がいろいろと出されている。大臣を増やす、委員会を立ち上げる、連立にするなど、皆この類みたいだ。遊んでいる大臣はいるし、どうでもイインカイは既に多い。屋上屋を重ねて、またまた復興構想会議だという。

5.3週間で1000億円もの義捐金が貯まっているが、まだ1銭も被災者にわたっていないとは、この政府は何をしているのだ。とりあえず、被災家族1世帯に10万円を渡したらどうだ。それもできないようなら、早く首相を退陣すべきだ。官僚がいう法律などに拘るからいつまでもグズグズしてしまう。

6.春だというのに、確かに旅行だ、花見だ、飲み会だという気分になり難いような気もするし、自粛ムードが支配的だ。NYの911の時にも、そのような雰囲気だったが、これを打ち破ったのが、当時の市長だった。いつものように生活し行動しようと呼びかけ、それまでの日常的な生活を取り戻していった。

7.原発といえば核物理、核物理といえば量子力学なので、昔勉強した朝永先生の本を開いてみたが、もはや別世界の感じだ。しかし原発とは違って今や身の回りはパソコン、デジカメ、CD、プリンター、バーコードなどすべて量子の世界の応用だ。米国GDPの3割は量子力学が生み出したという。さて日本は?

8.原子炉の温度も重要だが、体温を保つことも大切だ。食物繊維の多い豆類や海藻類を摂取する。食事は良く噛み代謝を高める。腹式呼吸で体温を保つ。斎藤著「体温を上げると健康になる」サンマーク出版

9.「原発反対を提唱していた」とか「大地震は必ず来る」とか警告していたという論調がある。それは当り前の事を主張していた事なのだ。「災害は忘れた頃にやってくる」とか「車にしろ飛行機にしろ事故は起こる」という当然の事なのだ。問題はどうしたら被害を少なくできるかだ。そこに手落ちがあった。

10.放射線については閾値(イキチ)はない。過剰に反応する事もないが、些細な事でも避ける努力はした方がいい。2200発の原水爆実験で地球は汚れているし既に十分被曝してきた。:原発 母の役割 http://news.livedoor.com/article/detail/5479339/

11.早速にドイツの友人から次のようなメールがきた。日本人は理解できない、何故ならば、原発事故で放射線に怯えながら、原発を推進してきた自民党と官僚を圧倒的に支持した。日本国民は原発推進を選択したという結論になる。

12.311から1カ月目の411だったが、この日も朝から揺れていた。何だか大地と言う言葉がしなくなってきた。最近では、何となくきそうだなと予知できる気がしてきた。鼠や鴉に近くなってきたみたいだ。