親原発か反原発か

原発論議
   ブログやツイッターで親原発と反原発の二者択一の議論と言うよりは、お互いの主張だけの言い合いが続いている。このような不毛な事はそろそろ止めて、日本がこれから世界の中でどのような国づくりをしていくのか、そのためには今何をすべきかを議論したい。その中からエネ問題の答えも出てくると思う。

宇宙での被曝
   #ISSにいる古川さんは、毎日1mSv被曝しているから年間300mSvを超える。これは地上の200倍で福島の作業員の限度以上だ。これでも長期滞在での問題はないとされている。航空機の乗務員は年間5mSvだ。個人差もあるし、疫学的な限度を決めるのは難しい。#Sievert

地中熱の利用
   温度差は時ととも一様になると言うのは熱力学の法則である。車のエンジン、発電などはこの当たり前の法則が利用されている。地中の温度は夏冬とも15度前後で変わらない。東京で気温は夏は30度、冬は5度前後となる。30度の水を地下を通すと15度になるし、5度の水も15度になる。これで省エネ

治療被曝
   放射線治療被曝では、日本は世界の中では断トツだ。世界平均では年間0.6mSvであるが、日本での平均は年2.3mSvと、自然被曝1.5を上回っている。被爆好き国民などともいわれている。最新医療検査であるCTやPETでは年換算で6から20mSvで、癌治療では50000mSvにもなる。

シーベルト換算
   mSv/年とμSv/時との換算:1000÷365×24=0.12だから、およそ10分の1となる。問題の20mSv/年は安全サイドをとって、2μSv/時となる。解説者まで混同する事がある。311以前の東京の値は、1.5mSv/年だから、これは0.15μSv/時。いま新宿で0.06。