ここにも安全神話

ここにも想定外の事故
   日常生活で安全だと思っていても、油断したすきに想定外の事故は起こるものだ。天竜川の事故をみてそのように思う。夏休みで楽しみにしていた行楽が一瞬で悲劇に代わる。改めて世の中には絶対安全などはあり得ないと思う。今回の事故の前に、ハットした、ヒヤリとした事が沢山あったと思う。

土光語録
    「個人は質素に社会は豊かに」、「社員は3倍、重役は10倍働け」、「蛍光灯は半分消せ」などと言って、徹底的に無駄を排除した土光語録のほうが、今はやりのドラッカー先生よりも余ほど日本人にフィットしている。「清貧と復興 土光敏夫 100の言葉」1400円、文芸春秋

どうでも委員会
   内閣府原子力安全委員会経産省原子力保安委員会が出してきた結論をそのまま認めるお飾りの「どうでも委員会」なのだ。だから斑目氏が311以降、全くノーテンキな発言を繰り返すのは当然だ。東大定年後、請われて年収2千万円の椅子に座っただけなのだ。バカ学者にはおあつらえなポストだ。


金融不安
   米国債の格付け下げで世界的な株式の下落が続いたが、漸く少し落ち着いてきたようだ。このような場合に、これまでは日本株が最も下げ幅が大きかったが、今回は米欧に比べて少なかった。ヘッジファンドの標的が変わったかもしれない。これから日本株に有利になるという希望的観測。