どうして戦争を起こしたか

明治維新からの必然の流れ
   真珠湾から70年、広島長崎から66年、悪夢の4年間はなぜ起きたか。もとは143年前の明治維新にあった。殖産興業、富国強兵のもと日清、日露、第一次大戦という戦争バブルの行きつく先だった。バブルは必ず崩壊するように日本は崩れて平和憲法が誕生した。このバブルは誰が企画したのか。

国際通貨
   1945年を境に国際通貨はポンドからドルに移った。金1オンスは35ドルに固定されていたが40年前に固定レートは終わった。今では1800ドルだから40年でドルの価値は50分の1となった。オバマが米国は過去も未来も3Aと力んでも誰も信用しない。それでも行ってみればわかるがNY市は世界の中心だ。

3Gで判断できる米国社会
   米国の選挙での争点は「三つのG」だ。God(神)、Gun(銃)、Gays(同性愛者)である。神を信じるのか否か、銃所持賛成か否か、同性愛賛成か否かが投票の際に有権者の指標となる。大まかには共和党は保守的で神を信じ、銃を支持し、同性愛に反対する。民主党はその逆。来年は大統領選挙 だ。

霞が関は動かない
   脱官僚は徹底的な霞が関改革をしないと無理なのだ。言葉だけの政治主導など、官僚から見ればこれほどぎょしやすい事はない。民主党マニフェストを破綻させることなどは官僚にすればたやすいことだった。最大の敵はイチロさんだが、これは特捜に任せた。現時点で、これがあまりうまくいっていないのが官僚にとっては気がかりだ。

円の戦争
   大本営発表を垂れ流して、局ごと戦争に加担していた事はさておいても、戦いの番組だけはNHKには敵わない。Nスぺの「円の戦争」は見ごたえがあった。何故なら、あの戦いに使った戦費はどこから出てきたのか前から疑問に思っていたからだ。金をNYに送りドルを貯めたとか、大陸では預け合いでカネを生産した事などだ。国内では予算の8割は軍事ではどんな生活だったか。

大連立大増税
   増税対非増税は「増税・デフレ・円高」対「非増税・脱デフレ・円安」のとなる。増税でメリットを受ける人は、官僚、規制業者など既得権者だ。ところで、増税しないで復興予算はどこから集めるか。財務省は反対しているが、無利子国債など既に案はいろいろ出されている。