つぶやきから

エネルギー論議
     今の段階で原発か再生エネかを議論するのは机上の空論だ。何故なら前提である計算の根拠となるデータが、余りにも恣意的だからだ。それよりも原発の安全性を技術的に高めながら、再生エネの開発、蓄電技術の開発、IT技術を国の研究機関、大学、企業の総力を挙げて取り組むのが理にかなっている。

新たな成長路線
     欧米諸国が日本化に陥り苦しみ始めたいるが、日本は大災害を契機として20年間の低迷を脱出する時が来ている。1868年明治維新から1945年敗戦まで近代化路線で敗北し、1989年までの経済成長はバブルで崩れた。今まさに災害を機会に進化した新たな路線を構築していく時が来ているようだ。

丁寧に誤魔化す
    野ダメ首相のダマシの政治テクニックが馬脚を現し始めた。熟議という言葉が消えて、「ていねいに」となったがこれも鼻につき出した。「ていねいに」というのは「ていねいに誤魔化す」という意味がバレてしまったからだ。いくら手を変え品を変えても、この人の頭には増税の一言しかない。

食品の放射線物質
     多くの食品には、放射線物質が少量含まれている。中でも人体に必須のカリウムKには0.01%の割合で放射能をもつK40が含まれる。成人ならKは体内に200gあり、放射線を5000ベクレル/Kg出している。これは年間被曝量換算では0.3mSvになる。
野菜の安全基準は2000ベクレル/Kg以下だから基準一杯のほうれん草を数Kg食べても、体内のKと同程度だ。K含有量の多いイモ類、豆類、バナナなどは健康食品だ。放射線照射はイモ、香辛料、乾燥野菜など40品目に及びWHO,FAOなどで認められている。あまり神経質になることもない。