日韓併合の真実(1)

日韓併合の真実(1)
     韓国はいつまでも誤った歴史認識に捉われるのではなくて、正当で自然な歴史観を認めるべきだ。1910年の日韓併合の評価は事実によってなされるべきだ。これによって、中国からの独立を果たし近代国家形成 へと向かった事は事実だ。併合前の人口は千万足らずだったが、30年後には2.5倍にまで拡大した。まぎれもなく併合によって豊かになった証拠である。

     日韓併合後の人口増加は法治国家の確立により、生命財産が守られ、農業の改善により生産性の向上による食糧増産によるものだ。さらに、地下資源の開発も進み、これによってもたらされる近代的な産業の発展も見逃せない。歴代王朝による前近代的支配の頸機を脱して、農業依存社会から近代化社会へと転換できた事が大きい。
 
    歴史の教科書にも書いてあるから韓国併合を植民地支配と思っている日本人は多いが、19世紀から20世紀にかけて欧米諸国がアフリカ、アジアで行ってきた植民地とは全く異なる形態であった事に注目すべきだ。台湾、満州と同じく、これは同化政策で、日本の行政、産業、教育などのシステムを持ち込み、それぞれの地域に合った近代化を進めたものだ。1924年には京城帝国大学まで設立された。ここから未だに活躍している多くの人材が輩出した。

    日韓併合直後の明治44(1911)年の韓国 の年間総予算は3,565万円だ。韓国内からの税収は1,330万円で、不足分は全額日本から無理して補充した。韓国は14世紀末に李氏朝鮮によって、ほぼ500年間、支那の属国(冊封国)だった。文明は遅れ、庶民は悲惨な生活だった。