投票日を控えて

投票日を控えて
1.石原と橋下は選挙で選出された役職を任期途中で投げ出した前科者だ。石原は衆議院議員都知事、橋下は大阪府知事だ。マスコミ操作は上手だが、信用できない二人だ。東京は本社機能が集中しているから、何もしなくても豊かだったが、経済政策では石原は銀行を作っ て失敗した。橋下のブレーンは竹下平蔵という絶望だ。この二人からはまともな経済政策は出てこない。

2.民主党政権運営に失敗したと石破はいうが、政権交代の立役者だった小澤が既存勢力によって潰された時に、その先は見えていた。彼が脱官僚政治指導のリーダーだったからだ。鳩山に続いて管もドタバタ政治で官僚の思う壺だった。最後の登場した野田に至っては自民党以上の官僚政治となった。

3.野田政治は政権公約を根底から覆して、財務省指導の政権運営に徹した。シロアリ退治とかムダの排除を求めた民意に反して、却って官僚の意のままとなった。復興予算の使途でも明瞭だ。役人の生活が第一とばかりに国民負担は増加し暮らしは完全に破壊されてしまう。311に続く原発事故の処理もままならぬ。

4.自民党の安倍はまるで政権を取ったかのように、何かを取り戻すと自信満々だが、過去の反省もなしに政官財癒着の政治を復活させるつもりらしい。経済無策のこの人らしく、無制限の垂れ流しを日銀に要求すると言うが、カネは今でも余っているが、使う用途がないだけだ。これ以上はムダカネを溢れさせてはダメだ。

5.原発、外交、TPP、増税、福祉、年金、防衛など争点は多すぎて、整理が付かない。その上に政党乱立で、誰が何を主張しているのかも分かりにくい。誰が次期首相として相応しいかと考えて投票する以外にはない。