安倍内閣の誕生

安倍内閣の誕生
1.自民党が勝って安倍内閣の出現となった。投票率が60%にまで上がると、自民党単独過半数とはならないから、公明党との連立となるはずだった。それにしても投票率が低すぎた。結果的にはアホ馬鹿と言われてもしょうがない野田だ。自民党ができなかった増税に手をつけ、民主党を破壊した張本人だ。野田は社会保障と税の一体改革などと官僚の言葉を使うが、このような誤魔化しは通用しない。

2.財務省からの悪智慧で野田は一体改革などとカモフラージュしてきたが、増税分が社会保障の財源に充てられる保証は全くない。安倍内閣はそれどころか軍事費に投入する事を考えている。消費増税で庶民から吸い上げられたカネは庶民に還付される可能性は低い。後で国民はそんなつもりはなかったと言うだろうが後の祭りだ。

3.社会保障改革は、年金、医療、福祉など制度改革をまず整備して、いつまでにどのくらい必要なのかを試算して、税率を決めるべきだが、民自公は何もしないで税率アップだけを決めた。ここに大きな落とし穴があり、国民はここに落ちてしまった。自民党の大勝で消費税増税を認めたことになった。

4.3年前の政権交代で官僚支配の脱却を期待したが、安倍政権の誕生で元の木阿弥だ。霞が関では、これで元に戻ったと高笑いだ。曲がりなりにも民主党政権では役人の天下り、無駄遣いを暴いたが、財務省の操り人形野田がすべてダメにしてしまった。国民の負担増は消費税だけではなく、厚生年金保険料は2017年まで毎年上がる。来月からは復興増税も始まる。

5.国民は自民党政権を選択した。消費税増税に認可を与え、官僚支配を許し、インフレを認め、憲法改正を認めて、福祉予算を削り、原発再稼働にゴーサインを出したことになる。この事を国民はみな明確に認識すべきだ。この選挙の結果はこれ以外の 何物でもない。