自民党政権と言う でじゃyびゅ

自民党政権というデジャビュ
1.来週26日に新内閣が発足する。人事の話がマスコミで紹介されているが、腹痛で政権を投げ出した総理に、漢字が読めないでバカにされた漫画男が復活するというから驚きを通り越して喜劇みたいだ。吉田茂岸信介の孫たちというから、庶民の事などは念頭にないボンボン育ちだ。両落後者の復活で日本は大丈夫だろうか心配だ。

2.この二人に財政と金融を任せて景気浮揚できるかだ。アベノミックスなどとおだてられて株価が上昇したことで顔を紅潮させているが、金融緩和でデフレ脱却できるのなら、ボンクラ日銀総裁でもとっくに実施している。この20年間、それではダメな事が立証されている。経済はそれほど単純ではない。

3.円安は輸出企業には恩恵だが、GDPに占める輸出の貢献は今では10%しかない。だから、円安で燃料費が高騰して貿易赤字が膨らみ、国債金利が上昇して日本経済を壊滅させる恐れがある。成蹊大出と学習院大出の二人では財務省官僚の意のままになるのが落ちだろう。株価も金利も日本の政策とは関係なく、国際ファンドの意のままに動いていることを知るべきだ。

4.自民党政府はこの20年間に毎年のように金融緩和と円安誘導のためのドル買いを日銀と財務省で繰り返してきたが、その効果は余りなく、未だにデフレから出られない。今の財政赤字の元凶でもある。また同じ愚を繰り返そうとしている。デフレ脱却には特効薬はない。簡単なことで、仕事をしカネを稼ぎ、それを使う事を繰り返す事が重要なのだ。そのためには雇用創造こそが決め手だ。