2012-01-01から1年間の記事一覧

リスクについて考える(8)

活断層はどのくらい危険か 何時ずれるか分からないような断層にカネを掛けて調べるよりも、断層がずれても原子炉の運転に支障が起きないような対策をニ重、三重にする事がより重要だ。どうせ地震学者は危険な断層だから、運転を停止した方がいいと結論するに…

リスクについて考える(7)

リスクについて考える(7) 技術は事故の歴史で進歩する 技術は後戻りしない 脱原発とか親原発というイエスかノーの二者択一論議はそろそろ終わりにして、昨年311の大震災後、これから日本をどのような国にしていくのかという議論をすべき時にきている。…

捏造された虐殺(2)

南京事件 1959年と1989年のチベット大虐殺、2009年にウルムチで発生したウイグル人の虐殺、1989年に天安門事件の虐殺などを中国の若者は知らされていない。それなのに、捏造された1937年の南京虐殺だけは知っている。南京大嘘のみ、この二十年間に中国ではト…

捏造された虐殺(1)

南京虐殺の真相 1.1937年12月、日本軍は支那事変を終結 させるため南京へ侵攻して占領した。「南京大虐殺」とは、その占領から約6週間の間に数十万人単位の人間が日本軍によって虐殺されたとする説だ。今では中国でもこれは捏造と言う人もいる。虐殺者3…

官僚指導国家(1)

官僚指導国家(1) まず官僚が「こういう政策をやりたい」と考える。その所属する省庁内での議論を経て「実行しよう」ということになれば、その法律の原案が作られる。こうしてできた法案は、霞ヶ関の全省庁との間で調整がなされた後に、内閣に提出される。…

法務大臣の椅子

法務大臣の椅子 法務大臣が直ぐに変わるよりも、もっと重要な問題が隠されている。陸山会事件での虚偽報告書作成事件で、検察は6月末に田代検事、佐久間元特捜部長ら関係者を不起訴処分にした。その前に指揮権発動を口にした小川大臣の首を首相がはねた。後…

近現代史の見直し(2)

近現代史の見直し(2) 東京裁判とA級戦犯 1937年慮溝橋で最初に発砲し、攻撃を仕掛けてきたのは中国側で、それが上海に飛び火して戦火が拡大した。この上海への飛び火は中国側の正規軍が日本人居留地を攻撃したものだ。シナ事変を始めたのは日本ではなく…

日韓併合の真実(3)

日韓併合の真実(3) 日韓併合で日本が最も手を焼いたのが、官僚たちの意識改革だった。現在の霞が関と同様に、改革で搾取や不正利得ができなくなるからだ。役所の居候や取り巻きとともに、全員が私利私欲という最強の動機で結ばれ、改革には積極的にせよ消…

日韓併合の真実(2)

日韓併合の真実(2) 1910年以前は、ほんの一握りの貴族(両班)が庶民(白丁)をまるで人間扱いしないで搾取していた。前近代的な農業以外の産業もなく、鎖国状態で輸出品は、封主国である支那への女性献上だった。このような極貧国なので欧米列強は植民地…

論文捏造(1)

論文を書かない者は去れ 旧帝大の国立大学では論文1本のコストが1000万円以上もするとのことだ。これは要するに、論文を書いている人が少ないということを表している。学校教育法58条によると「教授は学生を教授し、その研究を指導し、または研究に従事する…

日韓併合の真実(1)

日韓併合の真実(1) 韓国はいつまでも誤った歴史認識に捉われるのではなくて、正当で自然な歴史観を認めるべきだ。1910年の日韓併合の評価は事実によってなされるべきだ。これによって、中国からの独立を果たし近代国家形成 へと向かった事は事実だ。併合前の…

中国4千年の嘘

中国4千年の嘘 NHKスぺシャルで「中国文明の謎1」が始まった。中国4千年の歴史と強調しているが、中国という同じ人種の国が継続してきたはずがない。12から14世紀にはモンゴル系の元王朝に征服されていたし、16から20世紀の初めまでは満州族の清…

りすくについてかんがえる(5)

リスクについて考える(5) 投資の話 現在、日本国全体では赤字が1000兆円であるが、個人資産が1550兆円という。差し引き黒字であるが、このようなマクロ的な数値の由来はどの本を見ても、どの程度に信用できるなかはよく分からない。確実なのは、日々の暮…

デフレからの脱却

デフレ回避策 日本は2005年頃から貿易収支を所得収支が上回るようになった。所得収支とは海外投資で受け取る利子や配当金で、貿易で儲けたお金を上回る年間10兆円の不労所得を世界から得ている。豊富な資産とモノ作 りの技術の高さに裏付けされた信用があ る…

リスクについて考える(1)

賭けごとの範囲 賭けてもいいよ この言葉は日常的に使われているが、どこまでが刑法上の罪に問われるのか、その境界の判断は専門家でも分かれている。刑法185条に定めるところは、賭博をした者は50万円以下の罰金とあるが、一時の娯楽に供する物を賭けたにと…

満州とはどんな国だったか(2)

満州とはどんな国だったか(2) 日本の満州支配はじまり この時の日本軍の働きぶりを評価した英国は、1902年の日英同盟に向かう事になる。マクドナルドは、その後、日本駐在公使となった。満州は清国が支配していたが、義和団の乱に乗じて、ロシア軍が…

侵略戦争ではなかった

歴史問題とは何か 中国の楊潔チ外相と韓国の金星煥外交通商相は国連総会出席のため訪問中の米ニューヨークで会談した。金氏は会談後「日本との歴史問題を国連の場で宣伝していく必要性で一致した」と述べ、中韓が協力して日本に圧力をかける方針で合意したと…

日本の遺産

日本が残してきた歴史遺産 「アジアとアフリカを支配してきた西洋人が、過去2000年の間、信じられてきたような不敗の神ではありえない事を、西洋人以外の人種に明らかにした事である」と、1956年に高名なトインビーが、日本が残してきた歴史の功績について述…

捏造と誤解を解くために

捏造と誤解を解くために 慰安婦問題 第二次大戦後の日本の戦後処理は、1951年サンフランシスコ講和条約で国際法に基づいて決定し、賠償などすべて履行済みだ。更に、1965年には日韓基本条約、1972年には日中友好条約で、この両国にまたがる全ての過去は清算…

エネルギー政策1

日本のエネルギー政策(1) 先のロシアでのAPECのエネルギー分野宣言で、原発については、知識などを共有し、クリーンなエネルギー源としての原子力の安全な利用が謳われ、核の平和利用について加盟国間での協力を強化することが宣言されている。IAEAよれば…

中韓との戦後処理の原点

中韓との戦後処理 戦後処理 第二次大戦後の日本の戦後処理は、1951年サンフランシスコ講和条約で国際法に基づいて決定し、すべて履行済みだ。更に、1965年には日韓基本条約、1972年には日中友好条約で、この両国にまたがる全ての過去は清算されている。終戦…

この国の方向

この国の行くへ 官僚独裁が国をつぶす 20世紀、日本の高度成長期を支えたビジネスモデルは、大企業が官僚の天下りを受け入れ、官僚は大企業の既得権益を守ることに終始し新規参入を拒み、その企業が収益を上げられように安全システムなどの基準やルールを構…

鉄鋼の大型合併

鉄鋼の大型合併 新日鉄住金の誕生 新日本製鉄と住友金属は2012年10月1日に統合する。 これにより、世界最高の技術力とものづくりの力で、鉄事業を通じて社会に貢献する「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指すと、既に公開されている新ホームページに記載…

アメリカ大統領選挙

米大統領選挙(1) 今年は次々と世界の主な国の首脳が交替する年だ。すでにロシアとフランスは終わっている。これから中国、米国と続く。中国の主席は選挙ではなくて既に決定している。米国の大統領は任期が4年だから、夏季五輪の年に必ず選挙がある。選挙…

株で儲ける方法

株式取引の原則 株で必ず儲ける方法 金融工学からの結論は明日の株価を予測することは不可能ということである。これはランダムウォーク理論と呼ばれている。あるいは株価変動を連続変数として取り扱う場合はブラウン運動理論ともいう。株式投資で必ず利益を…

香港の活動家(2)

香港の活動家(2) 活動家の正体 香港は英国から1997年7月に返還されてから、正式な名称は中華人民共和國香港特別行政區となった。昨日も書いた通り、中国との出入り、マカオとの出入りもすべてパスポートチェックがあるし、通貨まで違うから中国とは異なる…

香港の活動家(1)

香港の活動家 尖閣に出かけた香港の活動家とはどんな人たちなのか少し調べてみた。先ずは、最近の香港の様子について、4月末に記載した内容を前提としてみたい。 1国2制度の国 香港とマカオ訪問記 GWに先立ち、1997年7月にイギリスから返還された香港…

島根県竹島

売られたケンカはかわせ 実効支配という事 首相の言う通り歴史的にも国際法上も竹島 は日本の領土で、韓国の不法占拠だが、1952年に韓国に取り込まれてから、政府はどれだけ取り返すための努力を証拠が残る形で継続してきたが問われている。国際司法裁判所I…

絆を深める

絆を深めるべきだ 日韓関係の重要さ 韓国の大統領が反日的言動をいくら繰り返しても、日韓関係は揺るがないほどに強固になっている。特に、韓国にとっては日本との関係を断絶したら悶絶する事は目に見えている。世界的な企業にまで成長した電機のサムソン、…

五輪を終えて

五輪を終えて サッカー 男子サッカー敗北について、釜本氏「非常に悪いパターン。きれいなサッカーだけでは勝てない」と述べている。韓国の喧嘩サッカーの気迫に圧倒された日本男子サッカーだ。A代表が北朝鮮に負けたパターンと同じだ。喧嘩サッカーを上回…